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M&B

その5


よし、いいペースで更新出来てるぞ!!

せっかく思い出したんで、すぐ書いていきます!!



その5 競争


これは割りと最近の高校1年生の春のお話。

まだ野球部に所属していなく、自由な時を過ごしていた僕のお話。

受験でなまっていた体を元に戻そう!と言う理由でY本君からメールが。



「走ろうぜ!!!」



うん、今までで1番まともな出だしでした。


そして、Y本の家まで行くと、何故かランニングシャツに短パン姿


のY本が・・・意味が分からんって言うね。

この展開は・・・と、恐ろしくなって聞いてみました。




「なぁ、普通のランニングやんな?」




すると、Y本は何の躊躇も無く

「ん?もちろん乗り物と競争やで?」


と一言。

「もちろん」の使い方間違ってるやろ・・・意味が分からん(困)

それ以前に、当たり前のように言ってくるこいつがウザイ。


はぁ・・・気分も最高に低いまま言われるがままにまずはバス停。


さて、何故か時間は
始発に合わせてる僕ら・・・何気にバカだねこりゃ。


さて・・・始発のバスのエンジンが鳴り出した・・・まずはY本・・・スタート!!


・・・


30mぐらいダッシュした所までリードしてたけど・・・失速。


Y本「はい、俺は勝ったで!次はお前の番な!!」


・・・さて、もう意味が分からないわけですが。

どうやったら勝ち負けが決まるんでしょうか??


ま、まぁいいとしましょう。で、次のバスで僕の番・・・スタート!!

同じく30mぐらいダッシュしたところでリードしてて、終わりました。すると、



おぃ!なんであそこで失速するねん!!


はい、抜かれたからお前は負けー






と一言。

僕もすかさず反論「いや、お前もあそこでやめたやん!」と。


すると・・・



「人は人、俺は俺、お前はお前」



・・・ん?

しばいたろかホンマ・・・


その後もタクシー、電車、新幹線、と無謀な戦いを繰り広げたわけですが、


1番ビビったのが
軽トラ

別に何も怖くないやん?と思うでしょ?

違う意味で危なかったんです。


信号待ちの軽トラ。次はこいつと勝負しよう!とY本がほざく。

もう、どうにでもなれ!精神でその話に乗る。

信号が青へと変わる・・・スタート!!


よっしゃー!少しリードしてるぞー・・・と思っていたら、

急に止まる軽トラ。 降りてくるこわもての見た目ほぼヤクザの人。

歩き方も様になってるし、何より目つきが怖い・・・



「兄ちゃん、何か用かいな?」



ガクガク(((((((((((゜д゜;)))))))))))ブルブル

僕がY本に助けを求めようとしたら・・・

Y本居ないし・・・

で、「は、走ってるんです!」と涙目で答える。


すると、何故か涙目に注目しちゃったほぼヤクザさん。

・・・



「泣くほど走ったんか、おっちゃんが乗せたろ」



と、わけの分からない一言を。

僕は首を縦にしか振ることが出来ず、確か兵庫→名古屋を2往復ほど。


走ってる途中の音楽・・・ミュージック?は、

ずーーーーーーーーーーーーーーーーっと演歌(謎)

でも・・・なんか無線?みたいなので入ってくる会話は明らかにそっち方面の人・・・


結局、めっちゃ怖くなって謝って大阪で下ろしてもらいました。

そっから・・・帰って夜の3時半に家に着いてこの旅はおしまい。

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あのおっちゃん・・・普通の顔なら全然怖くないはずなんですけどね・・・

むしろ優しかったような・・・

でも、ガン飛ばして来てた時は、ホント死ぬかと・・・

ってか車に乗っけてもらってる間は常に死ぬかと・・・

怖かったぁ・・・



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